【EM菌 Effective Microorganisms】
EM技術の科学的根拠となる学術論文や活用事例などの最新情報を紹介します。
水質浄化関連
〈水質改善・水処理・ヘドロ除去・悪臭対策・バイオレメディエーション〉
表題
汚染された港湾堆積物のバイオレメディエーションにおける有効な微生物の機能
著者
Kalu I. Ekpeghere,Byung-Hyuk Kim,Hee-Seong Son,Kyung-Sook Whang,Hee-Sik Kim &Sung-Cheol Koh
韓国海洋大学、環境工学科 釜山 韓国
掲載誌
URL
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/10934529.2012.629578
Functions of effective microorganisms in bioremediation of the contaminated harbor sediments
要約
これはEM団子を使用して、汚染された海洋(港)堆積物を浄化し、有機酸代謝と人工微生物群集の動態の両方に関してバイオオーグメンテーションプロセス中のEM機能を理解する最初の研究です。
【水質浄化】【EM団子】【悪臭対策】【水質浄化】【ヘドロ対策】
表題
既存の活性汚泥法の向上における有用微生物群(EM)の可能性
著者
El Karamany H.M. 1 , El Shatoury S.A.2 , Ahmed D.S. 1 , and Saleh I.S. 1
1 Environmental Engineering department, Faculty of Engineering, Zagazig University, Egypt 2 Botany department, Faculty of Science, Suez Canal University, Egypt
掲載誌
International Water Technology Journal, 2013, 3, 78–87
URL
http://iwtj.info/wp-content/uploads/2013/11/V3-N2-P31.pdf
POTENTIAL OF EFFECTIVE MICROORGANISMS (EM) FOR CONVENTIONAL ACTIVATED SLUDGE UPGRADE
要約
活性汚泥処理向上のため、EMとコントロールの2つのリアクターを同時に作動できるモデル装置を用いてEMの効果を検証した。EMリアクターではTSS、COD、BODの除去率がコントロールの63.5%、66.0%、74.0%と比較して84.5%、91.5%、96.0%に達した。EMの投入量を1/7500から1/1000まで増やすと全ての除去効率が高まった。7日目のCOD、BOD除去率はデイリー投入法(78.0%、82.5%)よりパルス添加法(90.0%と94.5%)が高かったが、長期的にはデイリー投入法の除去効果が高かった。EMの酵素活性はコントロールリアクターの細菌より、有機物の酸化能力が高かった。
【環境保全】【水処理】【活性汚泥法】【BOD】【COD】